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2007年度 日本計量生物学会シンポジウムのご案内

arrow_rightプログラムはこちらをご覧下さいpicture_as_pdf

日本計量生物学会シンポジウムを下記の要領で開催します.また,一般講演を募集しますので奮ってご参加下さい.なお本シンポジウムは応用統計学会の後援で実施され,両学会員は本シンポジウム,25日のチュートリアル,並びに5.24-25開催の応用統計学会年会チュートリアル共会員価格で参加できます.

1. 日 時 

2007年5月26日(土)9:00-17:10
チュートリアルは5月25日(金)14:00-16:30


2. 会 場

:昭和女子大学・本部館大会議室(東急田園都市線三軒茶屋駅)
http://www.swu.ac.jp/swu.php (〒154-8533 東京都世田谷区太子堂1-7)


3. 参 加 費

正会員,応用統計学会員 3,000円,非会員 5,000円,
学生(正会員,非会員とも) 1,000円

※本シンポジウム並びにチュートリアルの参加は,原則事前登録を予定しております.参加お申し込みには同封の申込用紙もしくはこちらの申込用紙(wordpicture_as_pdfpdfpicture_as_pdf)をダウンロードして下記事務局までお送り下さい.なおシンポジウム・チュートリアル・懇親会は一括申し込みをお願いします.
参加申し込み締め切り:5月11日(金)


4. テーマ

環境・医療・医薬におけるリスク評価と管理
いま温暖化,オゾン層破壊など地球規模で人類の生存を脅かす大きな環境変化が起きつつあります.また一方では,「ヒト」の個体レベルでの先端医療の目覚しい発展の影で,投薬ミス等による思いもかけない副作用,手術失敗などの医療事故が頻繁に発生し,社会問題化しています.更には鳥インフルエンザウィルスなど,大量死亡を含む重篤な感染症の地球規模大発生が予想されています.日本におきましても本年既に数件のH5N1型の発生が見られています.そこで今回はそのような背景を踏まえ,これらのリスクの評価と管理の問題に対し,それぞれの分野で,生物統計家がどうアプローチし,どう問題解決を図れるかを議論したいと思います.リスク評価の対象は非常に広いので今回の対象を「環境・医療・医薬」に絞りました. このような問題はまさに生物統計家の活躍すべき舞台であるといえます. なお今後シンポジウムとしての性格をより明確に発揮できる催しにすべきと考えておりますので,皆様にはこれまで以上にシンポジウムテーマに沿った演題の積極的な発表と活発な議論をお願いいたします.よろしくご協力をお願いいたします.p>


5. 特別セッション

  • オーガナイザー
    椿広計 (筑波大学)・森川敏彦(久留米大学)
  • テーマ
    環境・医療・医薬におけるリスク評価と管理
  • セッション内容
    「リスクとその基礎概念」宮本定明(筑波大学大学院リスク工学専攻)
    「イレッサ・ケースコントロール・スタディによるILD発症リスクの評価」伊藤要二(アストラゼネカ(株))
    「医療リスクへの計量的接近:発見科学の立場から」津本周作(島根大学医学部)
    「環境リスクの諸側面」松本幸雄(統計数理研究所)
    (お断り)
    本セッションで予定されていた藤田利治氏(統計数理研究所)の演題「インフルエンザ罹患後の薬剤使用と臨床症状発現」は,早期かつ十分に時間を掛けて議論すべき重要な課題と考え,別途シンポジウムを持つ方向で検討して参りましたが,丹後会長と演者の藤田氏,オーガナイザーの椿氏,企画理事との話し合い,ならびに理事会での討議の結果を踏まえ,予定されている日本薬剤疫学会特別シンポジウム(5月20日午後東大鉄門講堂にて開催予定)を日本計量生物学会共催として実施させて頂くことにしました.プログラムが確定次第別途WEB等でお知らせ致します.なお特別セッションの冒頭で,オーガナイザーの椿先生から,薬剤疫学会特別シンポジウムに関するご報告がある予定です.

6. 特別講演

  • 演題
    Doctors and patients behaving badly: how can we estimate treatment benefit if the randomized trial assignment is not always followed?
  • 講師
    Prof. Stephen Walter(McMaster University, Canada)
  • 座長
    柳川堯(久留米大学)

7. 一般講演募集について

以下の要領で一般講演を募集します.

(1)申し込み方法:

発表者氏名,所属(共同の場合は全員の氏名,所属),講演題目,連絡先を明記の上,電子メール,ファックスあるいは葉書で下記にお送りください.また,Biometric Bulletinへの掲載のためにお手数ですが,講演題目,発表者氏名,所属についての英語版も合わせてお送りください.

送付先:
〒107-0062 東京都港区南青山 6-3-9 大和ビル 2F
公益財団法人 統計情報研究開発センター内 日本計量生物学会事務局
e-mail: biometrics@sinfonica.or.jp FAX:03-5467-0482

(2)申し込み締切(必着)

2007年3月16日(金)

(3)予稿原稿締切(必着)

2007年4月20日(金)
ご講演を申し込まれた方には予稿原稿執筆要領をお送りします.


8. その他

  1. シンポジウム期間中に日本計量生物学会総会並びに2007年度日本計量生物学会賞の授賞式を開催します.
  2. シンポジウム前日の25日(金)午後に「疫学研究のデザインと曝露効果の推定」のテーマでチュートリアルセミナーを開催の予定です.
  3. シンポジウム当日(5/26)には学会終了後Walter先生を囲む懇親会を有志で開催する予定です.申し込み方法は上記記載のお申込書をご使用下さい.こちらも奮ってご参加下さい.
  4. 5月24日(木)には応用統計学会年会が下記東京工業大学にて,また25日(金) 午前には応用統計学会チュートリアル(テーマ:「多重比較法」,講師:早稲田大・永田靖氏)が本シンポジウムと同会場(昭和女子大学)にて,開催されます.
    東京工業大学 大岡山キャンパス 西8号館E棟10階
    大学院情報理工学研究科 大会議室
    http://www.titech.ac.jp/home-j.html
    (〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1)

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